朝ごはんには必ず味噌汁をつけるようにしています。特に寒い朝は、温まりたいのが理由ですが、私と長女がアレルギー体質だからです。
私は、子供の頃から鼻炎持ちです。また、原因不明なのですが20歳の頃から時々、外を歩くと足がものすごくかゆくなるという症状に悩まされています。その場で服を脱いでかきむしりたくなるくらいかゆくなるといった症状です。
長女は、喘息持ちで、今6歳ですが、4歳の頃から鼻炎症状が出てきて6歳になった頃から鼻炎が悪化し、更には目にもアレルギー症状が出るようになってしまいました。次女や長男も喘息持ちですが、こちらはまだ他の症状は出ていません。
子供のアレルギーって母親からの遺伝が多いそうです。なので、子供たちには悪いなと常々思っています。私自身、鼻炎で困ったことが多いので、子供達には同じような経験はさせたくはありません。薬に頼らず、食事で体質改善をしたいと思い、たどり着いたのが味噌汁です。
味噌が良い
味噌は、発酵食品ですよね。腸内細菌を増やすことができ、その腸内細菌が腸をきれいにしてくれることで、アレルギーの抑制効果があるそでうです。
アレルギーを改善するためには、まず、腸をきれいにすること大切なのだそうです。
アレルギーの方だけではなく、便秘がちな方にも良さそうですね。
また、オリゴ糖も入っているので、腸内細菌を活性化、増殖する手助けにもなります。
味噌は、日本独自の発酵食品なので、日本人の体にはとても優しい発酵食品です。
温かい飲み物で体を目覚めさせる
体が目覚めるためには、体温の上昇が不可欠なのだそうです。温かい飲み物や食べ物が入ると、その信号が脳にいき、神経を通って体の各所が動き出し、体温が上昇して体が初めて目覚めるのだそうです。子供が幼稚園から持ってきた絵本に書いてありました。そして、口を動かすと直接脳に、その振動がいってより体を動かしやすくさせるのだそうです。
味噌汁には、必ず具が入っていますよね。野菜などより噛み応えのある具材だとより、体の目ざめが良くなりそうですね。
出汁もきちんと取る
インスタントの出汁を使う方が多くいらっしゃると思いますが、インスタントの出汁には、アレルギー原因物質があるとされています。
アレルギーを改善したいのであれば、天然出汁を取ることをおススメします。
出汁を取るというと、手間に感じるかもしれませんが、とても簡単です。
昆布、干し椎茸、煮干しを適当に入れるだけです。
お鍋に、飲み切れる量の水を入れて、お好みで上の3点の割合を決めて一晩入れておくだけです。
作り始めるときに、出汁の元を取り出し、火にかけるだけです。
でも、一つ注意したいのは、沸騰させないことです。沸騰させると、特に煮干しの雑味が出てしまって味が落ちてしまいます。
具材は時間のある時に準備する
朝から、野菜など一つ切るだけでも手間になってしまいますよね。
なので、昼食や夕飯づくりの時に、余裕があったら今使う野菜を少し多めに切っておいて、冷凍保存しておきます。
切った野菜を冷凍を凍ったまま温かい出汁の中に入れると溶けながら茹で上がるので、すぐに味噌汁が出来上がります。
味噌は火を止めてから入れる
味噌汁を美味しくする最後の決め手は、味噌の入れるタイミングです。
必ず火を止めてから入れてください。味噌に含まれている酵素が熱に弱いためです。
この酵素が死んでしまっては、腸内細菌が活発にならず、アレルギー対策が出来なくなります。
また、味噌を加熱すると風味が無くなってしまいます。
そして、味噌の味を感じやすくなるので、少ない量の味噌で済むので減塩効果も期待できます。
味噌の力をさらに引き出すために
味噌がアレルギー対策に効果があるとはいっても、どの味噌でいいというわけでは無いそうです。
できれば、天然醸造のものを選ぶとより酵素が含まれているので腸内環境を改善する効果があるようです。
たまに、私の親が買ってくれるのですが、秋田県の老舗の安藤醸造さんの味噌がとてもおいしいです。
私の地元の醤油味噌屋さんです。桜と武家屋敷で有名な角館というところにあります。(大曲の花火が行われるところの近くです)
「自分の体は食べたもので出来ている」とよく言われると思いますが、自分が子供の頃から慣れ親しんだ環境には、体が慣れ親しんだ菌もいるそうです。ご自分の地元の味噌を頂くのもいいかもしれませんね。
こちらの安藤醸造さんには、ご贈答用セットもあり、お歳暮に利用させて頂いたこともあります。
御歳暮にいかがですか。