橋本病だとわかるまで

長男を妊娠する3か月ほど前、タレントの北斗昌さんが乳がんだと公表されたのを機に、初めて乳がん検診を受けました。
初めてだったので、一般的な検査がどのようなものかわわからないのですが、私が行った病院では、乳がん検診+甲状腺の検査を行っていました。

エコーでの乳がん検査のあと、そのまま甲状腺もエコー検査をしてくださいました。
そこで、甲状腺にムラがあったようで、細胞検査と血液検査も受けました。
2週間くらいで、検査結果でて、橋本病だと言われました。
その時は、薬がいらない状態で、体調が良ければ半年に1回くらいは、定期検査を受けてくださいと言われただけでした。
その後、妊娠をしたわけですが、検診の時に、「甲状腺は、ホルモンを分泌しているところだから、妊娠したら検査を受けに来てね」と言われたことを思い出し、検査を受けに行きました。
その時の検査結果も、経過観察の状態で、産婦人科の先生に結果を伝えて、何もなければ通常に妊娠期を過ごせると言われました。
ただ、妊娠初期、中期、後期では、ご存知の方がいらっしゃると思いますが、分泌されるホルモンの量や種類が違うので、甲状腺の検査は、初期と中期では2か月に1回、後期は1か月に1回受けました。
妊娠中は、ありがたいことに甲状腺の結果が悪くなることはなく、無事に出産できました。
出産後もホルモン変動があるので、産後2,3か月後くらいには検査に来てと言われていたので、受けに行ったら、この時の検査結果がとても悪いものでした。
けれども、わたしは、いたって無自覚無症状で、育児で寝不足なんだろうな程度の疲労感しかありませんでした。
担当医が、思わず甲状腺の権威と言われる先生にその場で、電話でお伺いを立てるくらい悪いものでした。
その権威の先生も、私の結果と状態を聞いて、何が原因かわからなかったそうですが、とにかく結果が悪いから、薬は飲んでということになりました。
薬を飲む前も飲み始めてからも、体調の変化は特にありません。
ただ、社会人になってから、寝不足になると頭痛を必ずしていたのが、育児や予定が立て込んでいて寝不足になっても頭痛をしなくなりました。寝不足が続くと、大抵、主人の休みの日に頭痛がすることが多く「なんで俺の休みに体調が悪くなるんだ」なんて、冗談で言われていていたのですが、そのような小言を言われなくなり、一つストレスが減りました。

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