うちの小学3年生の次女は、自閉症+ADHDです。
物忘れ、不注意、こだわりが強すぎる、頑固、癇癪持ち・・・・・
調べれば出てくる自閉症やADHDの症状に丸当たりな凸凹キッズです。

わが子の一番の困りポイントは、「勘違いを事実だと思い込んで癇癪を起す」こと。
例えば、姉とのけんかで、最初は自分から吹っ掛けたのに、姉から仕返しされて、 「姉がこんなことやってきた、お母さん怒って」と。。。。
本人が騒いでいると何を言っても無駄なので、あとで、とりあえず姉に聞くと、 「妹から先にやってきたから仕返しした」と。
次女が落ち着いてから、いろいろ聞くと自分からやったって・・・
というのが、わが子のパターン。
あとは、朝寝坊して、まだ普通に急げば全然間に合うのに、「絶対遅刻するからもう無理!」と癇癪を起し、動かない・・・・(動かない時間が無かったら余裕なのに・・・・・)
といった感じで、こだわりの強さでスムーズにいくものがいきません。
で、どうやったらこれを無くすか。
本人の落ち着いている時間に、コミュニケーションタイムをとる!
わが子の場合は、お風呂あがったあとに落ち着いていることが多いので、余裕があって 一緒に入ってくれるなら一緒に入ってそこから、コミュニケーションを取るようにしています。
次女の場合は、その方が、朝の目覚めがいいような気がするので 、寝る前の時間帯に、いいコミュニケーションを取ることを選びました。
そこで、コミュニケーションする時のポイントは、肯定、共感をすることです。
例えば「え、それでいいの?」と思うことでも、「そう思うんだねー。お母さんはこうおもうんだけどねー。〇〇の考えもいいねー」といったように、否定はしません。
さらに、我が家の場合じゃなくても、親の都合にとっても夜がいいんじゃないかなと思います。
やはり、朝は、何かと忙しくて余裕がないですし、仕事から帰ってきてから夕飯までも忙しいでしょう。10分でもいいから、いいコミュニケーションを取れる時間があるといいですね。
でも、じゃぁ、どうしてコミュニケーションタイムを取ると、癇癪が減るのか。
それは、やはり、本人の頭が「怒り」や「ストレス」が少ない状態になるからだと思います。
誰だって、焦ったり、こだわったりすると視界が狭くなって思考の幅が狭くなってしまいますよね。
自閉症っこは、猶更そうなんだろうなと、次女を見て思います。
同じ状況でさえ、余裕があるときは、冷静に考えられるのに、何かにこだわりを持ったりすると、もう周りが見えなくなってしまいます。
だからこそ、頭に「余裕のある状態」というのをしっかり定着させて、その時に、自身で考えたこと、聞いたことなどの経験から、多少、こだわりが強くなったとしても、経験から「この場合は、こうしたらうまくできた」などの成功体験を身に着けることで、癇癪が減ってくるのかなと思います。
うちの次女は、今は、騒ぐだけで済んでいますが、去年が特に酷かったんです。
ゲームをしていれば、コントローラーを床に投げつける、リモコンが手元にあれば投げる(
今も何とか使っていますが、見た目ボロボロです 泣)、なぜか姉に何かされて許しがたいと包丁を持ち出し、自分に向けるしぐさをしたり、と、
若干、通報ものめいていました。
でも、主人に結構怒られたっていうのもあるかもしれませんが、上記のものは投げなくなりましたし、包丁には全く向かわなくなりました。 当時は、どんなことでもいいから、言葉にならなくてもいいから、いやなことがあったらお母さんにおいで、とだけ伝えていました。すべて受け止めました。(結構大変でしたけどね)
最近の癇癪は、ストレスが原因なので、兄弟ケンカは、起きてしまったらしょうがないので、あれこれ指示(宿題など)は出しておりません。
そして、夜になったら、学校のこと、お母さんの今日の出来事などなど話をするようにしています。