もうすぐ 新学期だけど、 登校渋りが続いていたから 新学期からすんなり登校してくれるか心配 ですよね。
また、登校渋りが続く・・・なんて考えたら、あなたのメンタルも下がってしまいます。
私には、元2年間の不登校をした長女と、【登校渋り+ADHD+自閉症+不安が強い】次女がいます。
実体験を元に、春休みはあと数日だけれども、【親子一緒に楽しく】【子供も親も前向きになれる】おススメな方法を紹介します。
この記事で分かること
- 春休みでなぜ気分転換できないのか
- 子供に自信をつける方法
- 親子の距離がグッと近づく方法
- 春休みのおすすめな過ごし方
春休みでなぜ気分転換できないのか
それは、子供が「家でも気持ちが落ち着かない」からです。
親からしてみれば、
- 春休みだから気分転換になるだろう
- 好きなことしてるんだから気分転換できてるだろう
と思いがちですが、登校渋りの子供の心境は、一筋縄ではいきません。
確かに、登校日よりは、子供の気持ちは軽いです。
それでも、軽くならないのは
「休みが明けたら、また学校のことを考えなくてはいけない」と心のどこかで思っているからです。
見た目では、リラックスして好きなことをしているように見えても、実は100%リラックスしていなかったりします。
そんなときに、子供が言われたくない言葉があります。
- 【宿題は?】
- 【お手伝いは?】
- 【○○やったの?】
100%リラックスしていないのに、責められるような言葉を言われると子供のストレスがより増えます。そして、家での嫌な気持ちも増えるから、いくら長期休みでもリラックスすることができないのです。
- 休み明けのことが常に心の中にある
- 好きなことをしているようでも、100%リラックスしていない
- 親からの指示出しにさらに嫌な気持ちになる
- 家で落ち着けない
子供に自信をつける方法
ずばり「ほめる」ことです。自身は、すぐに付くものではありませんが、新学期に向けて少しでもお子さんを【良い状態=自信のある状態】にさせてあげましょう。
方法は、たった1つです。
お父さんお母さん、あなたの声かけだけ
新学期まで、あと数日です。危ない、危険なことは注意しますが、できているところをひたすら気づいて、ほめてあげましょう。
信じられないかもしれませんが、2年間不登校、登校渋りだった我が子に【褒め】を続けたら
- 癇癪が減った
- 朝起きられるようになった
- 学校の準備をするようになった
- 宿題をするようになった
- 使ったものをすぐに片づけるようになった
困った行動が減り、声をかけなくても良い行動が増えました。
子供は親の行動を見ている
子供は、親のことをよく見ています。だから、「いつもこんなことをしたら、叱られるに違いない」といった想像をしているのに、親がスルーして、できていることだけ話題に出されたら、子供は「いいところに注目されている」と脳の中がハッピーになります。
1度だけ「できていることに注目」ではなく、毎日続けることがポイント
子供は、親のことをよく見ているからこそ、親の反応がいつもと違うことにも敏感です。
- 長女は、最初は、褒めても「無視」「反抗的な態度」「照れる」などの反応をしていたが、やがて普通に受け止めてくれるようになった
- 不安の強い次女は、最初は、私の反応に疑心暗鬼だったが、「安心」を抱くようになってからは、素直に受け止めてくれるようになった。
我が子たちは、最初は【出来るところだけを褒められる】ことに慣れていなかったので、ぎこちない反応でした。
ここで、注意するポイントがあります!
無視や反抗的な態度を取られても、巻き込まれない
子供たちは、最初は慣れないので「無視」や「反抗的」な態度をとってしまうこともあります。でも、それに巻き込まれて、こちらがイライラしては、褒めた効果がなくなってしまうので、ここはグッと大人の態度で我慢です。
「照れてるのかなぁ」と思って、「そうだねー」「わかったよー」とさらっと対応すること
親子の距離がグッと近づく方法
良いコミュニケーションを取ることです。
その方法は、簡単です。お子さんに声をかける時に3つのポイントがあります。
笑顔
子供は、目で入ったものを最初に脳で処理するします。なので、まずは「笑顔」で安心感を与えます。眉間にしわを寄せた顔なんて、「敵だ」と処理してしまって、次の声かけがうまく届かないそうなんです。
聞く態度・聞く耳を準備してから、話しかけるとコミュニケーションがスムーズに!
機嫌の声色
ハイテンションではなくてもいいので、自分の機嫌のいい時の声の調子で話しかけてましょう。
ゆっくり
大人でもそうだと思いますが、「ゆっくり」言われた方が聞き取りやすいですし、安心しますよね。なので、子供にはよりゆっくり丁寧に話しかけましょう。イメージモデルを想像して話かけてもいいですね。
一緒の行動をする
同じことをすると、自然と会話がふえますね。そのときの会話でドンドンほめポイントを見つけて声にだして伝えてあげましょう。

春休みのおススメな過ごし方
せっかくの長い休みなので、一緒にお菓子づくりはいかがですか?
私は、普段からお菓子作りが好きなので、一人で作っていると子供たちが気になってそばに来てくれて、そのついでに手伝ってくれたり、「一緒にやろう」と声をかけて一緒に作っています。
その時ももちろん、「できなくても当たり前」と「やりたい」といった作業は、きちんとできなくてもやらせています。
周りが散らかろうが、出来が悪くても、本人ができた!と言ったら「できたね~」と伝えています。
ほめていると、少しの指摘も聞いてくれる
子供の脳が、褒められていると「聞く体制」になっているので、どうしてもここは直してほしいところを伝えても、すねることなく素直にきいてくれます。聞いてくれて直すことができたら、ここもほめポイントです。
できたことをほめると、子供の「自信」になり、さらにやってみようと意欲が出る=行動が増える
お菓子作りは、パン・お菓子作りの材料・器具専門店【TOMIZ(富澤商店)】 さんで道具から材料までそろえています。
レシピも多数紹介されているので、お菓子作り初心者でも大丈夫です。
むしろ、お子さんと話し合って協力することで、よりよいコミュニケーションが取れますし、お子さんが「お母さんが、自分の意見を聞いてくれてる!」と自信を持つことができます。
あと数日の春休み、おうち時間でお子さんの自信を育てましょう。