もう少しで夏休み。
夏休みにお子さんが家にいるのに、どうしてお手伝いをしないんだ!と思っているおうちの方も多いのではないでしょうか。

ダラダラしてばかりでやらない

声をかけてもやらない・・・
など、お手伝いをさせるのも一苦労ですよね!
我が家もそうでしたが、一工夫したら、進んでやってくれるようになりました。
この工夫を取り入れたら、「お手伝いをしない問題」にとてもイライラしていたのですが、それがなくなくなりました。
同じようにイライラしてしまっているママに「参考になってもらえれば」と思ったので、紹介させていただきます。
お手伝い表
我が家が取り入れてるのは、こちらの表。
無料で保存できるので、良かったら使ってみてください。
大人でも普段から目に入ってるものって、忘れなかったり頭にはいりやすいですよね。
この表を冷蔵庫に貼って、いつでも目の届くようにしています。
この表を貼るときに、かける掛け声があります。
暇な時にドンドンやってみてね。
なぜなら、「夏休み=時間がある」ですよね。
この一言があるだけで、もしどうしても暇な時に「なにかしよう!」と思うか確率があがります。
最初の1回だけではなく、何回か声をかけて、お子さんの脳内にそのかけ声が留まるようにするとなお◎
また、ママにとって大切な考え方があります。
- 期待しないこと
- お手伝い表を見ているだけでもほめる
- やり始めにも声をかける
「ここに書いているのだから、言わなくても1、2個はするだろう」と期待してはダメです。
期待するとママのイライラになってしまうので。
ただ、やればお子さんにとってプラスだし、やらなかったら、お子さんのプラスにはならない、とだけ思っておくといいいです。
お手伝い表を見ているだけでもほめます。
なぜなら、「やろうとしているから」です。
そして、やり始めたら、「自分で選んで取り掛かれた」ことを褒めます。
最後には、ありがとうを伝えましょう。
それでは、お手伝い表について説明していきますね。
- レベル1‥今できているコト
- レベル2…普段はあまりやらないけど、できること
- レベル3…教えてもらえればできる/やったことがないこと
レベル1
これは、普段からやっていることやできることにします。
我が家では、普段からお風呂掃除とお米とぎを当番制にしています。
また、朝と夕方のカーテンの開閉、郵便受けから手紙を取ってくる、など難しくないものをチョイス。
こどもたちと話し合って、こどもたちが「これならすぐできる!」ものだけにする
レベルを徹底的に下げて、「お手伝いのハードル」を下げます。
「こんなに簡単なのに、てつだいなの?褒められるの?じゃあ、もっとやろう」と思わせるのが狙いです。
レベル2
年相応な作業を取り入れるといいと思います。
我が家は、子どもが3人。
できることが違うので、それぞれから「それなら、やったことがある」というものを聞いて、リストにいれます。
ただし、お手伝い表は、3人で1枚です。
気分でやれる日やれない日があるから
理由は、「気分によってできる日、できない日、挑戦したい日」などがあるから。
小学生でもだるかったら、できることもしたくないだろうし、幼稚園児でもやる気があれば、難しいことをしたくなる時があるためです。
レベル3
これは、正直期待していないお手伝いです。
ただ、お手伝いさせたい理由が、「自己肯定感を伸ばしたい」ので、チャレンジできるならどんどんしてもらいたいと思ってリストにしています。
これも、子供たちに聞いて、どんなお手伝いが難しいか、できるようになりたいかを聞き取り。
親が必ず一緒にする
もし、ひとりでやらせてみて、出来なかったらどうでしょう?
負けずきらいな子だったら、再挑戦すると思います。
でも、そうじゃなかったら、あきらめてしまうでしょう。
我が家の次女は、さいしょから諦めてしまうタイプなので、必ず一緒にやります。
一緒にやると言っても、ギリギリまで本人にさせて、失敗しそうなところをフォロー。
できるようになるまでは、「失敗しそうなところを注意しながら、失敗させない」を意識します。
そうすれば、気を付けるポイントを学べられるし、失敗をしないので自己肯定感がさがるのを防止されられます。
必ずごほうびを準備
どのレベルでも、かならずご褒美を用意してあげてください。
子どものモチベーションの維持です。
我が家は、レベル1なら10円、レベル2は20円、レベル3は30円です。
- シール
- 回数で希望を叶える(10回で外食、20回で遊園地、30回でお泊りなど)
- ゲームの時間を増やす(レベル1で10分など)
ふだんもおこづかい制にしています。
いつもは、先に書いたようにお風呂掃除とお米とぎさえしてくれれば◎
夏休みは、余裕と時間があるため、「お金がザクザク週間」として、やればやっただけお小遣いが増える仕組みにしています。
「自分が頑張った」+「お小遣い増える」=達成感(自己肯定感up)
また、ボーナスとして、「自分で考えたお手伝い」や丁寧さによっては、私のさじ加減でプラスのおこづかいとしています。
働いてお給料をもらうシステムと一緒ですね。
夏休みのお手伝いはお手伝い表で解決
いかがでしたか?
我が家の夏休みの工夫を紹介しました。
我が家のお手伝い表は、ママの声かけ無しで進んでお手伝いをする。そして、その対価を得ることで自己肯定感のUPをねらっているものです。
ママのためにやってほしいのではなく、お子さんの自主性や自己肯定感につながるのを意識するといいとおもいます。
そして、大事なのは、やろうとしていたり、やってくれた時にはかかさず「ありがとう!」など声をかけてあげてください。
「あなたの行いは、素晴らしい」という気持ちを込めて。
お子さんは、ママからの「ありがとう」はとても嬉しいものだと、私は、子どもの反応から思っています。